カテゴリー「学問・資格」の31件の記事

TOEIC勉強法・リーディング230~315点:洋書の速読・多読

TOEIC勉強法・リーディング230~315点:洋書の速読・多読

洋書の速読・多読は、語彙数を増やし、さまざまな用法に慣れるための最良の方法です。洋書の読み方に決まったやり方はありません。目的やレベルに応じて自分なりの読み方で活用します。

しかし、戻り訳しながら英語を日本語に置き換える「訳読」では、いつまでもストレートに英語を読むことが出来ず、英語を英語のまま即座に理解する力は育ちません。

洋書を読む際には、いちいち日本語に置き換えて訳すことなく、英語のまま頭から読み下す「直読」によって、英語を即座に理解する頭脳回路が育ちます。これは、必要な情報を素早く収集したい時の「速読」の基礎といえます。速読は、読む量をこなす「多読」との併用で効果が高まります。

TOEICテストにも対応できる読み方としては、速読と多読が基本です。速読と多読は英語を読む力を鍛えます。読むことが出来る英語は瞬時に聞き取る力も付きます。また、聞けた英語は順次話せるようになり、話せる英語は英語を書く能力にも貢献します。

その一方、速読・多読を通じて適切に使える語彙や自然な文法力がインプットされ、使える英語力の向上に役立ちます。洋書は「読みたいとき、読みたいものを、読みたいだけ」読みます。その際、できるだけ速く、たくさん読むことで、英語の力がついてきます。

また、洋書のリーディングにおいても、やさしめのものをなるべく速く、たくさん読んで高速英語回路を作る練習に専念しましょう。

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TOEIC勉強法・リーディング230~315点:高校教科書の学習ガイド

TOEIC勉強法・リーディング230~315点:高校教科書の学習ガイド

TOEICのリーディング・スコアが230~315点の方はやや難しい内容やあまり使うことの無い文法構造を苦手にしている傾向があります。こうした方は、高校レベルの文法事項でやり残しがないかしっかりチェックします。

高校レベルの文法学習には教科書の学習ガイドをおすすめします。教科書の学習ガイドには全訳が載っており、文法事項も詳しく案内されています。CDも必ず一緒に買って活用しましょう。

高校教科書の学習ガイド;TOEIC対策の方法

ここで教科書の学習ガイドの活用ですが、まずリスニングです。文法学習やリーディングにとって音から入ることは、トレーニングの効果を高めます。このレベルでは、「音を耳に入れること」をしっかりと意識します。まずCDを聞き、これから学ぶ英文を音で確認します。発音はもちろん、アクセント、イントネーション、ストレスなどにも注意して聞きましょう。

次にリーディングです。英文を読んで意味を確認します。意味がわからなければ、日本語訳を見ます。どうしてそのような訳になるのかが分からなければ、文法・語彙の解説を読み込みます。それでもわからない箇所は、チェックしておいて先に進みます。わからないところで止まることなく先に進みます。

3つ目のトレーニングは「Eye-Shadowing」です。CDをリスニングしながら英文を目で追って読み、音声と文字を一致させます。この際大切なのは、英語の音と音のつなぎ目で音がどのように変化するか(音の変化の法則)を確認することです。目で英文を影のように追って読んでいきます。最初は目だけで、次は小さな声を出して、最後は大きめの声でやると効果的です。

4つ目のトレーニングは音読です。前の段階までで意味と音が確認できたら、CDの音声の読み方と同じように音読します。うまく読めないところがあったらCDで再度確認します。CDの音声と同じように読めるようになると、CDを聞いて頭に英文が浮かぶようになります。頭に英文が浮かぶまでの目安は、5~20回くらいです。繰り返し音読するうちに英文を読むスピードがどんどん上がります。ここまでくると、英文を訳読せず英語が英語のまま頭に入るようになります。

5つ目のトレーニングは音読筆写です。英文を音読しながらできるだけ速く書き写します。音読筆写は一文につき5回ずつ行います。5回行ったら、空中をながめてそらんじます。それができたら次の文へ、できなかったらもう2回音読筆写し、そらんじます。音読筆写は五感を総動員した多面的なトレーニングです。音読筆写した英文は、聞け、話せ、読め、書けるようになります。「わかる」英文を、「できる」英語にまで体に刷り込みます。「できる」までの目標は5回×4周=20回です。

6つ目のトレーニングはDictation(書き取り)です。文章や区切れごとにCDを止め、聞き取った英文を書き取ります。書き取ったら、教科書の学習ガイドで正しく書き取れたかどうかチェックします。Dictationしているときは、文の構造(=文法)を考えています。Dictationは、音を通じて学ぶ英文法といえます。単語のスペルや熟語・慣用句も音と文字で確認していくので、Dictationは文法力・語彙力の強化にもつながります。

最後に、Role-Playing、Recitation、Eメールを紹介します。教科書の学習ガイドを使って学んだ表現のうち、会話場面を再現(Role-Playing)したり、文章を暗唱(Recitation)したりEメールを使ってみます。学んだ英文をさまざまな場面ですぐ使ってみましょう。学んだ英語は継続的なアウトプットで定着します。逆に、アウトプットしない英語は忘れてしまいます。これらのアウトプットは、記憶を定着する作業として必ず行います。

「TOEICテスト新公式問題集」で実力チェック

「TOEICテスト新公式問題集」のPart5(短文穴埋め問題)やPart6(長文穴埋め問題)は、文法や語彙のチェックに活用できます。いずれも、高校までに学んだ語彙力・文法力が十分備わっていれば解答できます。リーディング・トレーニングとともに、「TOEICテスト新公式問題集」でトレーニングの成果をチェックしましょう。

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TOEIC勉強法・リーディング230~315点:速読トレーニング

TOEICのリーディングスコアが230~315点の方のなかには、慣用句的だったり例外的な場合で使われる単語の意味まで把握していない方もおられます。また、難しい語彙の意味や類義語の区別に対応できないケースも見受けられます。

TOEIC速読トレーニング:英語ニュースのCD付対訳本

こうした方の語彙向上には、英語ニュースのCD付対訳本をおすすめします。対訳本はほとんど辞書を引かず学習時間を節約して難しい単語や表現を学ぶことができます。類似表現や例外的な使われ方の説明も丁寧です。VOA・BBC・CNN・AFNなどから、やさしめのもの、CDスピードの遅めのものから始めます。慣れてきたら徐々にレベルを上げます。

英語ニュースのCD付対訳本をおすすめするのは、世界の新しい出来事を取り上げ、それに関連した新しい語彙を増やしてくれる効果が期待できるからです。自分の関心を英語だけでなく絶えず新しいテーマに向け、中身のある「使える英語」とそれに沿った新しい語彙を増やしましょう。

また、このレベルの方には、ネイティブスピーカーが英文を読むのと同じかそれ以上のスピードで読む「速読トレーニング」をおすすめします。具体的には、英語ニュースのCD付対訳本を使って、CDを聞きながら目で英文を追いかけるトレーニングです。

速読トレーニングは、自分の目をネイティブスピーカーが英文を読むスピードと同じ感覚に慣れさせる体感訓練といえます。目で影のように英文を追いかけるのでEye-Shadowingトレーニングとも呼ばれます。

TOEIC速読トレーニング:弾み読みトレーニング

その一方、このレベルの方は、いつまでも英文を日本語に訳してから理解しようとする傾向があります。TOEICテストが想定するネイティブの感覚に近づくには、この訳読の癖を乗り越える必要があります。そこで、訳読をなくすため、先に訳を読んでから英文を読む「弾み読みトレーニング」をおすすめします。

弾み読みトレーニングとは、訳を読んでイメージを作り、そのイメージを利用してなるべく速く読むというトレーニングです。これは、英語を一語ずつ訳す作業ではなく、先に作ったイメージを弾みにして速く読む作業です。英文を速く読んでも、即座に内容をイメージして浮かべることができるという疑似体験です。この訓練は、1分間150語以上のスピードを目安にやってみましょう。

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TOEIC勉強法・リーディング230~315点:TOEICテストと英文メールの活用

TOEICテスト Part7読解問題でリーディング・トレーニング

TOEICのリーディング・スコアが230~315点の方は、複数の文に及ぶ情報を結びつけることに不慣れな可能性があります。この原因は、基本的な読解力不足、または意味を結びつけるリーディング・トレーニングの欠如と思われます。

関連付けられた情報の意味を結びつけるリーディング・トレーニングには、「TOEICテスト新公式問題集」のPart7(読解問題)Double Passage(2つの文書)の問題が最適です。すばやく目で追うように読んで必要な情報を即座に探す訓練になります。

TOEICリーディング・英文メールの活用

また、TOEICのリーディングに限らず、現在最も速読が求められるのはEメールの英文です。Eメールは即座に読んで瞬時に返事を書くという「速読速書」が求められます。速読速書の力は「使える英語」の訓練に相当役に立ちます。

Eメールの英文のスタイルと定型表現に慣れるには、普段やり取りしたEメールをためておき、その用例を真似てみます。また、普段英語を使わない方は、市販のEメールの例文集を使って、さまざまな場面ごとの英文のやり取りを模写します。1度模写した英文は、すぐに読めるようになります。書けない英文は読めません。書くことも速読の基礎トレーニングです。

TOEIC:英文メール・トレーニングの方法

Eメールを即座に読むには、まず何のための英文か、メールの目的を推測します。案内なのかクレームなのかなど、メールの目的がわかれば細部もつかめます。そのためには、さまざまな英文をたくさん読むことが必要です。

メールを読む基本は5W1Hです。メールの目的(Why)がわかったら、残りの4W・1Hを読み取ります。誰が(Who)・何を(What)・どこで(Where)・いつ(When)・どのように(How)という点を追っていきます。メールであれ普通の英文であれ、リーディングの基本は同じです。英文メールを読み取る練習を重ねましょう。

例文集や実際にやり取りしたEメールで使えそうな表現があれば、その文章を5回ずつ音読筆写します。音読しながら書くと正確に覚えることができ、瞬時にその英文が出てくるようになります。音読よりも音読筆写のほうが効果があります。

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TOEIC勉強法・リーディング230~315点:英語を読む絶対量を増やす

TOEIC勉強法・リーディング230~315点:英語を読む絶対量を増やす

TOEICのリーディング・スコアが230~315点の方は、同じことを表す表現の多様性を苦手とする傾向があります。TOEICの解答でも、問題と同じ単語や語句を探すことに頼りがちです。

こうした方は、英文の内容からメッセージを読み取る訓練が不足している可能性があります。英文中の語彙を追いかけるだけの読解をやめ、中身を読み取るリーディング・トレーニングを増やしましょう。

ここでのリーディング教材は、自分のレベルよりもやや易しめのものを用います。ここでは難しい英文に取り組んで語彙や文法を鍛えるのではなく、英語を英語のままスムーズに読み進める訓練に特化するためです。

洋書を使ったTOEICリーディング・トレーニング

ここでのリーディング・トレーニングは英文を見ていちいち日本語に変換してきた頭を変えるために行います。英語を英語のまま内容を吸収し、早く意味をつかみ取れるようになる訓練です。

簡単な英文を時間を測って読み、1分間に150語以上からはじめて1分間200語レベルに近づいたら、読む英文のレベルを少しずつ上げていきます。レベルを上げる英文もスタートは1分間150語以上で読めるようなレベルです。

いきなりレベルを上げると、日本語に直して訳す段階に戻ってしまいます。洋書はレベルに応じてさまざまなジャンルの読み物が用意されています。自分のレベルと興味に合った易しめの英文を上手く探します。

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TOEIC勉強法・リーディング230~315点:リーディングに取り組む

TOEIC勉強法・リーディング230~315点:リーディングに取り組む

TOEICのリーディング・スコアが230~315点の方は、さまざまな情報の関連付けや、同じ内容の多様な言い換えから情報を読み取る力が不足している可能性があります。

TOEICにおいて表現の言い換えに弱いのは、定型的な決まり文句について多様な言い方にあまり馴染んでこなかったことが原因と思われます。

特に会話中心で英語の学習を進めてきた方は、軽快なコミュニケーションが得意でもより深い内容を苦手とする傾向があります。英会話だけでなくさまざまな英文を読むことで、文字を中心とした学習にも力を入れましょう。

TOEIC対策:英字新聞リーディング

ここでの英文のリーディングには英字新聞を用います。英字新聞を同じテーマについて継続して読み続け、同じ表現をどのように言い換えているかに留意し、語彙力を高めます。

また、ひとつのテーマについて関連する記事やコラム、論説記事など多面的なリーディングを通じて情報を関連つけるトレーニングにもなります。

いきなり日刊の英字新聞へのトレーニングに抵抗のある方には、週刊の学習者向け英字新聞をおすすめします。何曜日にはどのコーナーというように読むコーナーを決めておけば、1週間の英語トレーニングにもリズムが出てきます。

また、多くの学習者向け週刊英字新聞には対訳記事、または難しい単語、スラング、慣用句などに訳がついてあります。興味のある記事で意味がどうしてもわからない単語や表現だけを辞書で調べるということにすれば、辞書を引く時間を大幅に節約できます。

TOEICリーディング:日英対訳速音読トレーニング

ここでのリーディングは「日英対訳速音読トレーニング」を行います。これは英文を英語で音読し、次に日本語訳を音読し、その間のそれぞれの時間を測っておきます。かかった時間の比率を最初のうちは日本語:英語=1:2→最終的には1:1.2程度を目標にします。

これは英語を見たときにその都度日本語に変換せず、英語を英語のまま頭に入れて読んでいく訓練になります。TOEICにおいてこのレベルでは、まず英文を1分間に100語以上で読むことを目標にします。次は、125語以上、そして150語以上と目標を上げていきます。1分間に150語以上になると、頭のなかで日本語に訳すことなく読める英文が出てくるはずです。

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TOEIC勉強法・リーディング5~225点:やさしい英文の多読をすすめる理由

TOEIC勉強法・リーディング5~225点:やさしい英文の多読をすすめる理由

TOEICリーディング勉強法:「やさしい英文の多読」の理由

TOEICのリーディングスコアが5~225点の方に洋書の音読をすすめるとき、当サイトでは「やさしめ」の英文を「たくさん音読」することを推奨しています。

それは、やさしい英文であれば分からない単語が少なく、英語を英語のまま即座に思考の中に受け入れるトレーニングに最適だからです。TOEICのリーディングが苦手な方は英語をその都度日本語に変換してから考えてしまいがちです。

しかし、英語のリーディング能力を高めるには目で見た英文を英語のままイメージ化して意味を読み取る思考回路とスピードが求められます。このトレーニングのためには、いちいち意味を考えてしまうような難しい英文ではなく、スピード・リーディングに特化するためのやさしい英文が必要です。

そして、英語を早く読むことによってたくさん読む「多読」が出来ます。英語を英語のまま内容を理解する英語のための思考力を向上するため、やさしい英文をなるべくたくさん音読しましょう。

TOEICリーディング勉強法:「やさしい英文の多読」の効果

このレベルの方が取り組んだやさしい英文の多読の成果は多岐に渡ります。まず、音読できる英語は聞き取りも容易になります。聞き取る力が付くと聞けた英語は話せるようになります。

また、音読を通じて次第に「正確に使える」語彙が増えます。さらに、音読は英文の構造を見抜く力の向上を通じて自然な文法力を高めてくれます。

TOEICリーディング勉強法:自然な英語のリズム

子供向けの英語の本はシンプルで分かりやすく、英語の持つリズムにあふれています。子どもたちは英語を読むことで書けるようになり、書くことで聞き取れるようになるといった五感を連動して英語の能力を高めています。

子供たちが読む本のリズムは自然な英語の基本的なリズムです。日本人はこうした英語の自然なリズムの訓練を怠っている傾向があり、そのために英語の聞き取りや速読を苦手にしているといえます。

子ども向けの本の音読は英語の理解力を音感を通じて高める効果があります。特に絵本の音読は、英語の音と文字と絵が持つイメージ(=意味)を即座に合致させる最適なトレーニングです。

幼児向けの絵本であれ少年少女向けの英語の本であれ、音読は英語の持つリズム感を体得し総合的な英語の力を高める最良のトレーニングといえます。

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TOEIC勉強法・リーディング5~225点:総合トレーニング

TOEIC勉強法・リーディング5~225点:総合トレーニング

TOEICのリーディングスコアが5~225点の方は、難しい単語や文脈の関連付けが必要な場合、それによって簡単な文法を見落としてしまう可能性もあります。文法以外の要素によって理解が出来ない場合が該当します。

TOEICリーディング勉強法:音読と音読筆写

こうしたケースの場合、やはり語彙も文法も基本的な力が不足している可能性があります。前々回の記事で触れた音読筆写トレーニングをしっかりと繰り返すことをおすすめします。

TOEICリーディング勉強法:中学教科書でトレーニング

このレベルの方のトレーニング教材としては、中学教科書の学習ガイドが最適です。全訳や詳細な文法事項の説明は効率良い学習の助けになるはずです。CDも必ず買って活用します。

なお、このレベルの方は、以下の全メニューに取り組むことが理想ですが、自分のレベルに合わせて、できるところから始めましょう。一つ一つのメニューを確実にクリアしながら、次のトレーニングに進んでください。

TOEICの中学教科書トレーニング:リスニング

まず、学習ガイドを読む前にCDを聞きます。ここでは、意識的に音を耳に入れることを心がけます。まずCDで聞いてみて、これから学ぶ英文を音でしっかり確認します。発音はもちろん、アクセント、イントネーション、ストレスなどにも注意して聞きます。

TOEICの中学教科書トレーニング:リーディング

次にリーディングです。英文を読んで意味を確認します。わからないところは日本語訳を見ます。なんでその訳になるのかが分からなければ、該当する文法・語彙の解説をきちんと読みます。それでも分からない所はチェックしておいて先に進みます。この時点では分からない所で止まらずどんどん先に進みます。

TOEICの中学教科書トレーニング:Eye-Shadowing

リーディングをクリアしたら「Eye-Shadowing」に取り組みます。これは、リスニングしながら音声と文字を一致させるように英文を目で追うものです。この時大切なのは、英語の音と音がつながるとき音がどのように変化するか(=音の変化の法則)を確認することです。目(eye)で影(shadow)のように英文を追うためEye-Shadowingといいます。

Eye-Shadowingは音をペースメーカーにして読んでいくため、Paced-Readingともいいます。最初は目だけ、次は小さな声を出して、最後は大きめの声で読んでいくと高い効果が得られます。

TOEICの中学教科書トレーニング:音読

Eye-Shadowingまでの段階で意味と音が確認できたら、音読に入ります。最終的な目標はCDの音声の読み方と同じように読むことです。うまく読めないところがあったら、CDで再度確認します。自分がCDの音声と同じように読めたら、音声を聞いて頭に英文が浮かぶレベルになります。

このレベルに行けるまでの音読の目安は5~20回くらいです。繰り返し音読すると英文を読むスピードがどんどん上がって英語をそのまま受け入れる思考ができてくるはずです。

TOEICの中学教科書トレーニング:音読筆写

音読をクリアしたら音読筆写です。英文を音読しながらできるだけ速く書き写します。音読筆写は、一文につき5回ずつ行います。5回行ったら、空中をながめてそらんじます。できたら次の文へ、できなかったらもう2回音読筆写し、そらんじます。

音読筆写は、耳、口、目、指を総動員した立体トレーニングです。音読筆写した英文は、聞け、話せ、読め、書けるようになります。「わかる」英文を、「できる」まで体に刷り込むからです。「できる」までの目標は5回×4周=20回です。

TOEICの中学教科書トレーニング:Dictation

また、このレベルの方にはDictation(書き取り)もおすすめします。文章や区切れごとにCDを止め、聞き取った英文を書き取ります。書き取ったら、教科書ガイドで正しく書き取れたかどうかチェックします。

Dictationの間は文の構造(文法)を考えることになり、Dictationは音を通じて英文法を学ぶ勉強法といえます。それと同時に、単語のスペルや熟語・慣用句も音と文字で確認する作業なので、Dictationは文法力・語彙力を同時に鍛えるトレーニングにもなります。

TOEICの中学教科書トレーニング:Role-Playing、Recitation、Eメール

その一方、学習ガイドを使って学んだ表現はさまざまな形で使ってみます。Role-Playing=会話場面を再現したり、Recitation=文章を暗唱したり、Eメールを書いてみたりしましょう。

この段階では、学んだ英文を日常のなかでさまざまに使うことで記憶の定着を促します。インプットしたものはアウトプットしなければ忘れていってしまいます。

TOEICのリーディングスコアが5~225点の方は教材自体は優しいものを使いつつ、五感をフルに動員する勉強法を通じてさまざまな形式で英語を頭に入れ、確認作業を通じて確実に英語の力を高めていきましょう。

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TOEIC勉強法・リーディング5~225点:単語対策

TOEIC勉強法・リーディング5~225点:単語対策

TOEICのリーディングが5~225点というスコアの方に見られる決定的な弱点は語彙力不足です。語彙力をどうしたら高めたらよいか悩んでいる方の多くは、単語を覚えられない、覚えても忘れる、覚えたつもりでも使えないと感じています。

こうした方は基本的な単語対策を見直します。まず、読めない単語は覚えることもできません。覚えられなければ何回も音読しましょう。次に、覚えた単語を忘れないために単語を書きます。単語は書いて覚えます。書いたものは忘れにくくなります。最後に、単語を単独で覚えても使えるものにはなりません。覚えた単語を使えるものにするために、単語を文中で覚えるようにしましょう。

しかし、こうしたステップをいちいち独立したものとして取り組むのは時間と手間がかかります。そこで、これらの要素を全て満たしたものとして、覚えたい単語を文章の中に入れたまま音読しながら書く=文章のまま音読筆写をする、ということになります。

TOEICテストの90%は中学校レベルの単語

ところで、使える単語を増やすといっても、どの程度まで目指せばいいのでしょうか。中学・高校で学ぶような基本的な単語は、意見は分かれますが一般的には6000語程度と思われます。後は、一般的に必要な単語を加えて、1万~1万5千語くらいが必要な単語と考えられます。

その一方、TOEICテストに出題された単語の90%は中学教科書(国の中学検定教科書)の単語だったという調査結果が存在します。使える単語の数は多ければ多いほうがいいのですが、まずは中学・高校レベルで学ぶ単語を固める必要があります。

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TOEIC勉強法・リーディング5~225点:音読筆写トレーニング

TOEICリーディング勉強法:1つの英文も読み取れない方

TOEICのリーディングスコアが5~225点の方の中には、英文のパラグラフ(段落)どころか1つの文中の意味さえ汲み取ることが困難なケースもあります。こうしたケースにあてはまる方は中学校の教科書レベルの英語からやり直し、語彙面でも文法面でも基礎をしっかりと固めましょう。

また、このレベルの方は「速読」に固執せず、最初のうちは「精読」=正確に読む力をつけ、少しずつスピードを上げて読むようにしましょう。

TOEICリーディング勉強法:点数別「音読筆写」

TOEICのリーディングスコアが100点未満という方は、中学1年レベルの語彙や文法に不安があると思われます。中学1年の教科書の学習ガイドを使って音読しながら文章を書く「音読筆写」をしましょう。

音読筆写は単に見ただけでわかったつもりの英語を、口に出して「出来る」英語にするために必要なトレーニングです。単に見て分かるだけでなく、訳がすぐできるレベルの英語を使って、暗唱ができるまで音読筆写を繰り返すことを推奨します。

また、TOEICのリーディングスコアが100点~150点未満の方は中学2年、150点~225点の方は中学3年の教科書の学習ガイドを使って音読筆写をしましょう。口と指から英語が即座に出る(=暗唱が出来る)ようになるまで、繰り返し音読筆写してください。

「TOEICテスト新公式問題集」で音読筆写の成果をチェック

中学教科書の学習ガイドを使った音読筆写で語彙力・文法力を学び直したら、そのチェックを行います。それに最適なのは「TOEICテスト新公式問題集」です。

ここで「TOEICテスト新公式問題集」のうち、Part5(短文穴埋め問題)とPart6(長文穴埋め問題)で適切な単語や語句を選択する作業を通じて語彙力・文法力がチェック出来ます。

これが難しいと思ったら、高校の教科書の学習ガイドを使って音読筆写に取り組みます。高校の音読筆写を繰り返してより上のレベルの語彙力・文法力をつけたら、もう一度「TOEICテスト新公式問題集」に挑戦します。「TOEICテスト新公式問題集」は音読筆写の効果をチェックする最良の教材です。音読筆写トレーニングの区切りの良いところで適宜活用してください。

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